長野市内で喫茶店や事業所を運営したり、アパートを借り上げたりして精神障害者の就労や生活を支援している社会福祉法人「絆(きずな)の会」は5日、設立20年記念の映画上映会を市内で開いた。共同作業所ができた和歌山県での実話に基づく「ふるさとをください」を上映、会員や家族ら約500人が鑑賞した。
映画は、「犯罪が起きる」と不安を抱いた地域住民が、最初は作業所を排除しようと運動を始めるが、精神障害者と触れ合ううちに理解を深めるという粗筋。反対運動の代表だった男性が住民集会で共生を訴える場面では、会場から拍手も起きた。
同会の小林亮一理事長(67)は上映前に「私たちが歩んできた道のりとぴったり一致する部分がある」とあいさつ。長野市内でも最近、心無い声が寄せられたといい、「実際に障害者と接すれば分かってくれるはず。偏見や差別をなくすため、活動を続けていきたい」と話していた。
(提供:信濃毎日新聞)





















