全国の美空ひばりファンが上伊那郡箕輪町に集まって歌う「美空ひばり歌の里まつり」は18日、同町松島の伊那プリンスホテルで開く。実行委員会は、11回目の今年で一区切りとする。当初目標の10回を達成したことや、県内外からの参加者の高齢化が主な理由。「今後は別の形で催しを考えたい」としている。
同町三日町の「美空ひばり歌の里資料館」館長で実行委員会代表の小沢さとしさん(70)によると、1998年に地元公民館で開催したのが最初。美空さんと知り合いだった小沢さんが「ひばりさんのことを忘れないように」と、ファンから寄贈された資料を飾る館を設け、まつりを企画した。当時は歌詞を見ながら歌っていた人も多かったが、回を重ねるごとに参加者の歌唱力は向上。衣装にこだわる人も少なくないという。
「多くの人の参加と支援があって続いた。昭和の大衆文化の世界を感じながら、ファンが互いの元気を確かめ合う場でもあった」と小沢さん。ここ数年は子どもや高校生の出場も増えてきたが、全体に高齢化しており、締めくくることにした。
18日は午前10時45分開演。ファン約250人が集い、うち約70人は美空さんのバックバンドだった「ひばり&スカイ」の生演奏やカラオケに合わせて「愛燦燦(さんさん)」「みだれ髪」などをステージで歌う予定だ。日本語と英語で美空さんの歌を歌う米国出身のクリス・チャベスさんも参加。最後は、映画「天竜母恋い笠(かさ)」で美空さんが出演する場面や歌を会場内に流す。
客席(有料)が20席ほど残っている。問い合わせは15日までに同資料館(電話0265・79・1601)へ。
(提供:信濃毎日新聞)




















