諏訪市上諏訪の東大名誉教授(教育史)、宮坂広作さん(76)が中心となり、諏訪地方の歴史を研究する「広域諏訪史学会」が発足することになった。12日には同市図書館(湖岸通り五)で創立集会が開かれる。諏訪地方の歴史書編さんも視野に入れている。
宮坂さんは、政治や文学など幅広い分野で学習会を市内で開いている「諏訪清談会」の会員。
清談会は昨年5月から、歴史特別講座を計5回開き、NHK大河ドラマ「風林火山」にちなんで武田信玄の諏訪地方での評価を論議したり、諏訪大社に関する史料からみる諏訪地方の歴史などを語り合ったりしてきた。
宮坂さんはこの講座を通して、在野で活動する郷土史家の造詣の深さに感銘を受け、共同研究の場にしようと史学会の創立を決めた。
12日の集会では、信濃史学会の前委員長、武田安弘さん(76)=岡谷市塚間町=が「郷土史家の業績に学ぶ」と題して記念講演。大町市出身の郷土史研究者、一志茂樹(1893-1985年)を中心に研究者の系譜をたどる。
諏訪地方の郷土史家らを講師として、研究集会を2カ月に1回開いていく。会員も募っている。
宮坂さんは「諏訪地方の郷土史の個性を見いだし、日本史全体の流れの中で考えていきたい」と話す。集会は午後1時半-4時。入場無料。
(提供:信濃毎日新聞)





















