諏訪市渋崎の原田泰治美術館で30日、開館10周年記念の特別企画「原田泰治が描く 日本全国47都道府県127作品展」のオープニングセレモニーがあった。原田泰治さん(68)が約20人の来館者を前に、作品を紹介しながら制作の様子などを語った。
同展は28日に始まり、1982年4月から1984年9月まで朝日新聞日曜版に連載した「原田泰治の世界」の全作品が並ぶ。全国の祭りや自然などが題材で、20点余は県内の風景。アンズの花が咲く集落を描いた「あんずの里」(千曲市)や、浴衣姿でげたを履いた子どもが短冊を竹につるす様子を描いた「七夕」(原村)など、身近な情景が温かみのある色合いで表現されている。
原田さんは来館者に「祭りの始まりや(参加する)子どもたちを取材して、その話から情景をイメージして描いた」などと解説。ベテランのタクシー運転手に地域を案内してもらい、取材を重ねたエピソードも披露した。
同美術館に毎年通っているという東京都の主婦、高井洋子さん(71)は「悩みがある時も、原田さんの絵を見ると穏やかな気持ちになれる。今日は原田さんに初めて間近で会え、とてもうれしい」と話していた。
同展は9月28日までの午前9時-午後5時。月曜休館。入場料は一般800円、中高生400円、小学生200円。
(提供:信濃毎日新聞)




















