長野市戸隠の歴史や文化を学ぶ「戸隠遊行塾」は28日、散文集「戸隠の絵本」の著者で詩人の津村信夫(1909-44年)をしのぶ「紫陽花(あじさい)忌」を戸隠神社中社一帯で開く。今年は数えで生誕100年を記念し、ゆかりのある宿坊や文学碑を巡るウオーキング、作品の朗読など内容を充実させた。実行委事務局は「この節目を機に津村文学をPRしていきたい」としている。
午前9時-正午が中社駐車場を出発点とするウオーキングで、参加費500円。午後1時半からは中社境内にある文学碑前で、式典と戸隠に伝わる「宣(せん)澄(ちょう)踊り」の奉納、朗読など(無料)。午後3時からは旅館「久山館」で、近代文学研究家の堀井正子さんが講演。津村の長女で神奈川県在住の春木初枝さんも出席する。終了後、そばやイワナ、タケノコ汁のお膳(ぜん)を味わう会も開く。
津村は妻の昌子さん(故人)が長野市出身だった縁で戸隠を何度も訪れ、「戸隠の絵本」を執筆。紫陽花忌は27日の命日をしのんで35年ほど前に始まったがその後途絶え、2006年に復活したという。問い合わせは事務局(電話026・238・6226)へ。
(提供:信濃毎日新聞)




















