岡谷市御倉町の国重要文化財「旧林家住宅」(製糸家林国蔵の居宅)で11日まで、築100年を記念した記念展が開かれている。市教育委員会の主催で、明治から昭和にかけて林家で使われた食器や生活雑貨など約150点を展示。いずれもこれまで主屋(おもや)隣の外土蔵で保管されており、展示は初めてという。
同住宅は、1907(明治40)年完成。市と県が9月下旬、文化庁に世界文化遺産の候補として共同提案した市内の製糸業関係建築物群に入っている。市教委生涯学習課は「実際に来館しているかは分からないが、市役所に建築物群についての問い合わせがいくつかある」という。
記念展では、客をもてなす際に使った漆塗りの椀(わん)や膳(ぜん)、屋号「イチヤマカ」の印が染め抜かれた風呂敷のほか、湯たんぽや電気スタンド、火鉢などが並び、当時の暮らしぶりをうかがわせる。木造2階建て主屋の設計図を大工が現場での仕事用に縦横60センチほどの木の板2枚に墨で写した「手板(ていた)」も並んでいる。
午前9時-午後4時半。入館料は一般550円、小中学生250円。
(提供:信濃毎日新聞)





















