男子第45回、女子第21回の北信越高校駅伝は16日、富山県黒部市の黒部名水マラソンコースで男女各15校が出場して行った。男子(7区間42・195キロ)は佐久長聖が2時間3分33秒の好記録で11連覇。女子(5区間21・0975キロ)は長野東が最終区で逆転して初優勝した。
女子の全国大会が第20回記念のため、各県代表校を除く最上位校に与えられる全国大会出場権を目指した東海大三は、わずかに及ばず全国切符を逃した。
男子の佐久長聖は1区大迫傑が6キロすぎに抜け出して独走態勢を築くと、全区間で区間優勝して完勝、長野日大は県大会の記録を2分47秒更新するチームベストをマークして3位に食い込む健闘を見せた。長野東はトップと4秒差の2位でたすきを受けたアンカーの小田切亜希が1キロ付近で首位を奪うと、リードを広げて逃げ切った。
<チーム力で最終区逆転>
長野東は女子県勢として11年ぶりの優勝。エース小田切が最終区で逆転して初の栄冠をもたらした。ただ、小田切にたすきが渡った時はトップとわずか4秒差。「いい位置でもらえたので、落ち着いて追うことができた」と小田切。エースに頼らないチーム力の底上げを期した玉城監督の狙いを、4区までの1、2年生がしっかりと受け止めていた。
「30秒差は覚悟した」(玉城監督)1区の加藤が首位と6秒差の好位置で2区につなぎ流れをつくった。「(小田切)亜希さんに甘えないレースがしたかった」と加藤。流れに乗った2区の牛越がトップに立った。3区で2位に後退したが、4区の島田が区間賞の走りで最終区に勢いをつないだ。
県大会とはメンバーを入れ替え、配置も大幅に変えた。その上で、玉城監督は「優勝は最低限の目標」と選手たちを追い込んだ。「全国大会で入賞するには、どんな状況でも力を出し切れるチームに成長しないといけないから」
順位だけでなく、設定した目標タイムもクリア。小田切は「大きな自信になった。ただ、今の状態で守りに入るのではなく、どこまでも挑戦したい」と全国大会に向けて強い決意を示した。
(提供:信濃毎日新聞)




















