社員に読書を勧めている伊那市西春近の建設会社フォレストコーポレーション(小沢仁社長、社員約100人)が、社員の読書感想文を冊子にまとめ、社員一人一人に渡している。同じ本を読んでも見方や感じ方に違いがあることを感じてもらい、仕事にも生かしてもらう狙いだ。
昨年秋から課題図書を決め、3カ月に1回のペースで発行している。これまでに宮沢賢治の「セロ弾きのゴーシュ」と太宰治の「走れメロス」を取り上げた。社員一人一人がA4判で1枚程度にまとめた感想文を冊子にしている。
好きなセロ(チェロ)を夢中で練習するゴーシュの姿勢から「努力する強さ」を感じたり、メロスの行動から「信頼」について考えたりした感想が多い一方で、「メロスは身勝手」といった感想を寄せた人もいる。
社員の平均年齢は30歳。小沢社長(44)は、住宅という「一生に一度の高価な買い物を扱うのにふさわしい人間性や感性を身に付けるのに役立ててほしい」と話している。
(提供:信濃毎日新聞)




















