「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」の一部施行により、今年度から「健全化判断比率」を監査委員の審査に付した上で、議会に報告するとともに、住民に対し公表することが義務付けられました。
平成19年度決算時点での実質公債費比率は41.6%と早期健全化基準の25.0%及び財政再生基準の35.0%を大きく上回る値となっていますが、この値については昨年策定した公債費適正化計画において想定した値となっています。
また、平成20年3月に平成20年度以降の地方債償還額の一部を繰上償還したことにより、平成20年度単年度の実質公債費比率が当初見込より大幅に低下することから、平成18,19,20年度の3年間平均の実質公債費比率は財政再生基準である35.0%を下回ることが見込まれています。
しかし、早期健全化団体になることは避けられないことから、来年度中に「早期健全化計画」を策定することとなります。今後は早期健全化基準である25.0%をできるだけ早い時期に下回るよう財政状況の許す限り、さらなる繰上償還を実施し、財政が健全な状況となるよう努めてまいります。
平成20年8月 王滝村長 瀬戸 普
(以下、王滝村ホームページより抜粋)
実質公債費比率について、簡単にご説明します。
Q.「実質公債費比率」とは?
A.大雑把に言うと、王滝村に標準的に入ってくる税金や地方交付税など(実際の額ではなく、理論値)のうち、何%が借金の返済に使われているかを示す値です。平成18年度から使用されるようになった新しい指標で、過去3年間の平均値で示されます。
この値が一定以上になると起債(借入金)を行うことに制限がかかったり、将来を見通して値をおさえるための「公債費適正化計画」を策定する必要があります。
Q.王滝村の実質公債費比率は高いの?
A.平成20年度の王滝村の値 41.6%は、長野県の市町村の中で1番高い数値です。全国の市町村の中でも最も高いと推測されます。
Q.では、王滝は日本で1番財政状況が悪い自治体なの?
A.財政状況を示す物差しにはいろいろあります。(人の健康状態も一つの数値をとって良い悪いとは言えないのと同じです)その内の一つがこの比率です。この数値が1番高いということは、「借金を返済した割合が1番大きい」ということで、これだけで「財政状況が1番悪い。」というものではありません。
Q.実質公債費比率がそんなに高くて大丈夫ですか?
A.「この数値が何%を超えると、村が破綻してしまう」というものではありません。しかし、新しい負担を増やさないために、災害関連などに使う場合以外の借金が出来なくなります。また、借金返済以外に使えるお金が少ない(=自由に使えるお金が少ない)ということになります。家庭で考えれば、ローンの返済額が大きいために、好きな洋服や、新しい電化製品が自由に買えないということになります。
Q.公債費適正化計画って何?
A.実質公債費比率の高い団体が、実質公債費比率の低減を目指し策定するもので、この計画には、今後の見通しや方策について盛り込むこととされています。村では、計画を策定しましたので、今後の見通しについて簡単にご紹介します。
(平成20年9月現在)
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