
長野県は全国でも犬を飼っている家が多く、聞くところによると5軒に1軒の割合だとか?わが宿(家)のある地域は、もっと多いような気がします。わが家にも2007年秋に大町保健所からやってきたケン太がいますが、散歩の途中で出会ったことのあるワンちゃんだけでも、ラボ、ジョン子、アーサー、マックス、ミミちゃん、龍(ロン)ちゃん、チャール、渓(けい)、マロ、エス、サスケ、マリ、マリオ、ムサシ、ギンちゃん、ショウタ、ジョン、イチ、ライン、バニラ(←ただ今、モンキードッグになるための訓練中で不在)、ダイズ、etc・・・と、顔見知りがいっぱいです。2年半前にこの地に引っ越してきた時には、まだ知り合いもなくわからないことだらけでしたが、毎日の散歩でワンちゃん連れの住民と挨拶をし合ううちに、地区を越えて知り合いが増えていきました。今では、「最近あの人に行き合わないけど、元気かなぁ?」と思うほど(笑)。数年前、仕事をリタイア後にIターンされた ラボの飼い主Iさんは、近所のことは何でも知っている情報通!わからないことは何でも教えてもらえて頼りにしています。ジョン子の飼い主 80歳のFさんは、この地の歴史や山のことに詳しく、お会いするたびに昔のことや知らない話を聞けるのが楽しみです。初対面の人とも「(ワンちゃんは)何歳?」「名前は何ていうの?」「やっとお天気になったね」などと、犬を通して年代を越えたコミュニケーションが自然にできていいですよね。「挨拶を交わし合う地域には泥棒は近づかない」といわれますが、犬の散歩もそれに一役買っているかもしれません。
お天気の悪い日や忙しい時は、「散歩に行くの面倒くさいなぁ(1日ぐらい行かなくてもいっかぁ)」などと思ったりすることもありますが、“散歩命”のケン太が散歩に行きたくてスフィンクスのポーズでじっと待っているのを見ると、そういうわけにはいきません(苦笑)。気が乗らなくても出てしまえば、思いがけず雨上がりの虹や夕焼けに出会えたり、オオイヌノフグリや福寿草が咲いているのを見つけたり、ふきのとう
やつくし、カンゾウなど季節の山菜や野草が顔を出しているのをいち早く気づかせてくれたり・・・と、帰って来るころには充実感でいっぱいになり、散歩に行って良かった~と思うのでした。「犬のために毎日散歩しているわけじゃなくて、人間のためにしているの」という人がいますが、まさにそんな感じがします。四季折々の北アルプスを眺めながらの散歩、考えてみれば最高のゼイタクですよね。 今はまっ白な雪におおわれた冠雪の北アルプス、これからは日に日に姿を現してくる雪形を仰ぎながら、そして春耕の季節には田んぼにたたえられた水に鏡のように映る逆さアルプスに見とれながらの散歩、これからも楽しんでいきたいです。 (ぺんぺん草)























