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森のみち草

大町市を中心に、安曇野や白馬などの見どころや季節の話題、本執筆の話などを(時にはグルメや宿の話も)紹介できればと思います。
「白馬の達人になれる本」など達人本シリーズ http://homepage2.nifty.com/tatujin/
「森のみち草」ホームページ http://sky.geocities.jp/morinomichikusa/index.htm
「森のみち草」ブログ    http://morinomichikusa.cocolog-nifty.com/blog/                   

プロフィール

ニックネーム:
みち草&ぺんぺん草
自己紹介:
22年間、夫婦で宿泊施設を白馬で営んだのち、2007年夏、大町に移転。
「白馬の達人になれる本」
「松本の達人になれる本」
「信州グルメの達人になれる本」
等の手書き本や
「信州、雪形ウォッチング」(信濃毎日新聞社)
「花めぐり白馬」「花の達人になれる本」
などの写真集で信州の魅力を情報発信。
宿泊施設「森のみち草」を楽しみながら営んでいます。

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北アルプスを眺めて犬の散歩

 長野県は全国でも犬を飼っている家が多く、聞くところによると5軒に1軒の割合だとか?わが宿(家)のある地域は、もっと多いような気がします。わが家にも2007年秋に大町保健所からやってきたケン太がいますが、散歩の途中で出会ったことのあるワンちゃんだけでも、ラボ、ジョン子、アーサー、マックス、ミミちゃん、龍(ロン)ちゃん、チャール、渓(けい)、マロ、エス、サスケ、マリ、マリオ、ムサシ、ギンちゃん、ショウタ、ジョン、イチ、ライン、バニラ(←ただ今、モンキードッグになるための訓練中で不在)、ダイズ、etc・・・と、顔見知りがいっぱいです。2年半前にこの地に引っ越してきた時には、まだ知り合いもなくわからないことだらけでしたが、毎日の散歩でワンちゃん連れの住民と挨拶をし合ううちに、地区を越えて知り合いが増えていきました。今では、「最近あの人に行き合わないけど、元気かなぁ?」と思うほど(笑)。数年前、仕事をリタイア後にIターンされた ラボの飼い主Iさんは、近所のことは何でも知っている情報通!わからないことは何でも教えてもらえて頼りにしています。ジョン子の飼い主 80歳のFさんは、この地の歴史や山のことに詳しく、お会いするたびに昔のことや知らない話を聞けるのが楽しみです。初対面の人とも「(ワンちゃんは)何歳?」「名前は何ていうの?」「やっとお天気になったね」などと、犬を通して年代を越えたコミュニケーションが自然にできていいですよね。「挨拶を交わし合う地域には泥棒は近づかない」といわれますが、犬の散歩もそれに一役買っているかもしれません。
 お天気の悪い日や忙しい時は、「散歩に行くの面倒くさいなぁ(1日ぐらい行かなくてもいっかぁ)」などと思ったりすることもありますが、“散歩命”のケン太が散歩に行きたくてスフィンクスのポーズでじっと待っているのを見ると、そういうわけにはいきません(苦笑)。気が乗らなくても出てしまえば、思いがけず雨上がりの虹や夕焼けに出会えたり、オオイヌノフグリや福寿草が咲いているのを見つけたり、ふきのとう
つくしカンゾウなど季節の山菜や野草が顔を出しているのをいち早く気づかせてくれたり・・・と、帰って来るころには充実感でいっぱいになり、散歩に行って良かった~と思うのでした。「犬のために毎日散歩しているわけじゃなくて、人間のためにしているの」という人がいますが、まさにそんな感じがします。四季折々の北アルプスを眺めながらの散歩、考えてみれば最高のゼイタクですよね。 今はまっ白な雪におおわれた冠雪の北アルプス、これからは日に日に姿を現してくる雪形を仰ぎながら、そして春耕の季節には田んぼにたたえられた水に鏡のように映る逆さアルプスに見とれながらの散歩、これからも楽しんでいきたいです。 (ぺんぺん草)

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鉢伏山の「雁」、鹿島槍ヶ岳の「ツルと獅子」・・・雪形シーズン到来!

 5日(金)、濃い霧の中から姿を現した北アルプスは圧巻でした。前日に麓に降った雨は標高の高いところに雪を降らせ、まぶしく輝いていましたよ☆
 今年は鹿島槍ヶ岳の「ツルと獅子」の雪形(2枚目の写真)が2月下旬ごろから見え始めました。昨春もかなり早かったですが雪が降って隠れまた現れしていたので、今年もまた雪が降ると一時的に隠れてしまうかも?大町市南部は例年に比べると雪の多い冬でした。でも何回も雨が降ったし、気温が異常に高い時期もありました。振り返るとやはり暖冬だったようです。
 空に向かって今にも飛び立とうとしている「ツル」と、向かい合うように山を駆け降りてくる「獅子」。大町市~安曇野市と広い範囲で長い期間眺められ、見つけやすい雪形です。実は、もうひとり!ツルと獅子の間に割り込むように「嫁さん」の雪形が出ていますがわかりますか?島田に結った髪が特徴の左を向いたやや頭でっかち(笑)な雪形です。
 同じ日、松本まで行った時に、梓川の梓川橋付近で鉢伏山の「雁(がん)」の雪形(1枚目まん中あたり)を撮りました。松本平から東に位置する山に唯一現れる雪形が鉢伏山の「雁」です。春、安曇野周辺からまず最初に確認できる雪形ですが、今年はかなり出現が早いようです。春になって帰り遅れた雁が、急いで北へ向かう「帰雁(きがん)」の形といわれますが、見る場所によって名前が違い、松本ではカタカナの「マ」の字や「鎌」といわれています。それも早い時期には「ツル」や「ハト」、それから「雁」や「マ」の字(マの字に見えたら豆をまく指標)、「ス」の字(スの字に見えたらスイカの種をまく指標)になり場所によっては「ハ」の字(ハの字に見えたら籾をまく指標)にも見えるという“変化する雪形”なのです。私が見たこの位置からは「ス」の字(または、右を向いた馬?犬?)に見えますが、どうでしょうか?鉢伏山が見えるエリアにお住まいの皆さん、そこからはどんなふうに見えますか?早くに現れあっという間に消えてしまう「雁」の雪形、今が見ごろです。この「雁」の形が崩れるころ、北アルプスや中央アルプスに現れる雪形はにぎやかさを増していきます。
 爺ヶ岳の(南の)種まき爺さんももう輪郭が出てきていて、去年に続いて今年も早く現れそうです。(3枚目の写真は、先シーズン最初に観測(?)できた2009年3月9日のもの)
 農業の機械化や天気予報の技術が進んだ現代では、雪形だけを農作業の目安にしている人は少ないですが、雪形が現す雪の解け具合でその年の気候などいろいろなことを計ることはできるはず。春の風物詩 雪形のまた新たな可能性や魅力を探ってみましょう!今年も大町市では5月に「第9回北アルプス雪形まつり」が開催され、それに合わせてただ今「雪形ウォッチング」(現地見学)の参加者を募集しています。そのほか「雪形講演会」や「雪形写真展」「雪形版画展」など誰でも楽しめる催しいろいろ!期間中、ぜひ訪れてみてください。「信州 雪形ウォッチング」著者がオーナーの宿 森のみち草でも随時、雪形探訪ツアーを行っています。興味のある方はどうぞ!待ち遠しかった春の訪れ、桜や山菜などとともに雪形も楽しんじゃいましょう~ 
 ・・・これを書いたのは6日(土)の深夜、今朝起きたら大町は一面の雪景色でした。信州の春はまっこと(!)三寒四温です。(ぺんぺん草)

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「信州を味わおう」ガイドブックが人気!

 信州デスティネーションキャンペーンに先がけて(社)信州・長野県観光協会が1月に発行した「信州を味わおう」ガイドブック<食から発見!まだ知らない信州を歩こう>がおもしろい!です。何が魅力かというと、縦長サイズのこの冊子(というより持ち歩き便利なガイド本といった感じ)、70ページに県内各地のおいしいものが盛りだくさん!食いしん坊にはこたえられません(笑)
 まず巻頭特集として「街道食べ歩き」。旧街道沿いを往来する人とともに発展してきたグルメが周辺の見どころとともに紹介されています。
 そして、信州といえば・・・の「そば」(県内各地で食されている18種類のバラエティ豊かなご当地そばが写真&解説とともに。知らなかったものもあり、興味深いです)と「おやき」(こちらもとても奥深い~ 素材や製法、中に詰める具etc・・・ひとくちにおやきといっても本当に様々なんですよね)、そして「五平餅」のことにも触れています。
 そして、注目!の「信州食べ歩きNAVI」には県内全市町村(現在78市町村ですが、1月に長野市に合併した旧中条村と旧信州新町も載っているので80か所)が登場し、おいしいものを3つまで(2つの市町村もある)ご紹介~という、わが町わが村の味自慢♪ エリアごとになっていて見やすく、食欲をそそられる写真がいっぱいです。たとえば、大町市は「黒部ダムカレー、灰焼きおやき、地酒」、松本市は、「とうじそば、からしいなり、うなぎの笹むし」、安曇野市は、「にじますの円(つぶら)揚げ、わさび、信州サーモン丼」、軽井沢町は「軽井沢コーヒー、こだわりジャム、ブルーベリーのスウィーツ」というふうに。小布施町の「栗菓子」、佐久市の「佐久鯉」、岡谷市の「うなぎの蒲焼き」などのようなよく知られているものから、伊那市の「ローメン」、駒ヶ根市の「駒ヶ根ソースかつ丼」のようなご当地グルメ、白馬村、茅野市の「そばガレット」、諏訪市の「信州みそ天丼」、大鹿村、原村の「ジビエ料理」、麻績村の「こねつけバーガー」など最近、注目度が高まっているもの、波田町の「スイカの漬け物」王滝村の「どんぐり(ひだみ)」、川上村の「レタス焼酎」などそこだけにしかないものなどがぎっしりと詰まっています。各市町村が代表する味覚を3つに絞るのも(多すぎて)苦労したのでは?なんて思ってしまいます。そばやおやき、地酒などは多くの市町村で取り上げられていて違いを比べてみるのも楽しそう。自分が住む(orよく行く)エリア以外って意外と知らないものが多く、「へぇー、知らなかった。今度、ここへ行ったらぜひ食べてみよう!」と、見ているだけで旅した気分になってきます。木島平村の「山ホタテ」、飯綱町の「天狗のおこびり」、小諸市の「コもロッケ丼」って何だろう?って気になりませんか?
 県観光協会の担当者Mさんにお聞きしたところ、「信州を味わおう」ガイドブックは、8万部発行。県内すべての観光協会または市町村役場の観光課で手に入るそうです。県内を訪れた観光客の方はもちろん、県民の皆さんもぜひ1冊Getしてまだ知らない信州グルメを味わってみたら世界が広がりそうですヨ!昔ながらの味と新たなる味覚が交錯する“食”も大切なひとつの文化ですから。 (ぺんぺん草)

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| 信州デスティネーションキャンペーン | 信州を味わおう | comment(0)
八坂の大滝大氷柱 2010 & 期間限定冬の楽しみ

 寒い時期の楽しみのひとつに“厳冬期しか見られない自然が創り出す氷の芸術”があります。先日、何年ぶりかで「黒沢の滝大氷柱」(安曇野市三郷)を見に行こうとして雪に阻まれ断念した私は、リベンジの機会を伺いつつ、一方で「八坂の大滝大氷柱」(大町市八坂 一昨年の2月にご紹介)がどこまで大きくなっているかも気になり、26日八坂に様子を見に行ってきました。落差50メートルの滝は、県道55号線からも見ることができますが、滝の裏側にも山道があり(ゆっくり歩いて10分ほど)裏側から眺めれば迫力満点!の“裏見の滝”です。滝を見上げながらの下を通るとわずかに水しぶきを感じ、マイナスイオンが体に良さそう。このような地形でありながら滝の奥にお堂があり、弘法大師がまつられています。地元では「大滝の弘法さま」と親しまれているのだそうです。
 雪が多かった一昨年、暖かかった昨年と比べてどうでしょうか?訪れた時期も少しずつちがいますが、雪の多かった一昨年は滑らないように気をつけながら雪の上を歩いてたどり着いたのに対して、暖かい冬だった昨年はまったくといっていいほど雪がなく土の道でした。さて、今年は・・・?
 12月の終わりから先週ぐらいまで雪も多かったし超寒かったと思っていたのに、あらら・・・去年と変わりないほどの雪のなさに拍子抜け。先週木曜日に降った雨で、積もった雪が解けてしまったのでしょう。でも坂道はぬかるんでいる(1月26日現在)ので、行かれる方は長靴などの方がいいと思います。落ちた滝の水が凍ってできる氷柱も、まだ見おろさないといけないほど小さいです。2月以降の長期予報を見ると気温が高い予報が出ているので、一昨年のようなダイナミックな氷柱はこの冬はもう期待できないのでしょうか?いえいえ、今日のみぞれまじりの雨も雪に変わりそうだしこれからの冷え込みに期待したいところです。これから行かれる方がいたら、その後の様子を教えてくださいネ。
 八坂の大滝へ行かれた後は、金熊(かなぐま)温泉 明日香荘の温泉(外来入浴400円で、大きなガラス窓からの山里の心なごむ風景を眺めながら入れます!)で暖まったり、評判の灰焼きおやき、手打ちそば、すいとんなどおいしいモノもいろいろあります。時間があったらぜひどうぞ!
 明後日30日(土)から大町では「冬のファンタジア おおまち雪まつり」が開催されます。初めての冬を迎える国営アルプスあづみの公園(大町・松川地区)では「真冬のイルミネーション2010大町温泉郷では2月6日から「夢花火と音の祭典」etc楽しいイベントも盛りだくさんです。期間限定の冬の楽しみ、こちらもお見逃しなく! (ぺんぺん草)

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| 八坂の大滝大氷柱 | comments (4)
モルゲンロートに染まる北アルプス
北アルプスモルゲンロート1

 今朝6時半ごろ窓の外を見たら、暗めの青い空に北アルプスが白く浮かび上がっていました。「うわぁ~、このまま朝焼けしたらこの冬一番きれいなモルゲンロートが撮れるかも!?」と、ワクワク・・・。でも、その後、南はかすかに明るんできたものの北の方の空は白っぽくなってきてしまい、「あれ?曇ってきたのかなぁ、予想がはずれたか」と、がっかり。あきらめて食事をしていたら、前山の向こうからのぞく燕岳の稜線が赤くなっているではありませんか?フェイントでした。次の瞬間には、餓鬼岳も爺ヶ岳も鹿島槍ヶ岳もぜーんぶまっ赤に。急いでカメラを持って外へ飛び出しました。冬至から1ヶ月以上過ぎて、日が長くなった分、モルゲンロートの出現する時間も早まってきています。この写真は6時50分~55分ごろ。7時ぐらいから赤みが薄らいできました。
 大町市でも最南の池田町との境に位置するわが宿からは(全部で24峰が見渡せますが)、餓鬼(がき)岳の雄姿が正面に見えます。市内でも大町山岳博物館あたりからは蓮華岳がきれいに見えるし、さらに北大町あたりからは爺ヶ岳や鹿島槍の眺めが最高です。白馬に住んでいたころは、村内どこからでも眺められる白馬三山がシンボルでした。今度は南へ向かうと池田町からは何といっても有明山(信濃富士)の姿が抜群にきれいで、安曇野市からは常念岳が素晴らしいです。それぞれの場所で最も美しく見える山が、麓に住む人にとって身近な存在ですよね。集落から常日頃眺められそこに住む人たちの心のよりどころとして地域住民に崇拝される山が「カムナビ」(=神奈備 神が天から降りてくる場所として信仰された山や森)であると先日教えてもらいましたが、まさにそんな感じがします。
 新しい年が始まったばかりだとと思っていたら、間もなく2月!早いです。相変わらずの私たちですが、今年もどうぞよろしくおつき合いください。

  PS. 前回のブログの続編のような、よく似た写真になってしまいました。(ぺんぺん草)

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| 北アルプス | モルゲンロート | comments (4)

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